トヨタレンタリース法人向けカーリース

02株式会社洛北義肢

導入から1年で事故件数が半数以下に
優秀安全運転事業所の銀賞を初めて受賞

導入前の課題

  • 社用車の事故が多く、対策を探していた。
  • ドライブレコーダーの取り付けや、注意喚起だけでは、目に見える効果がなかった。

導入効果

  • 事故数が明確に減り、保険料の割引率も改善した。
  • 社員のメンタルの異変に気づける副次的な効果も得られた。

お客様の声 02

株式会社洛北義肢の活用事例

注意喚起では減らない事故を減らしたいという思いから導入

けがや病気をした人の治療や障がいのある人たちの日常生活を助ける義手や義足、コルセットなどの装具を製造・販売・開発している株式会社洛北義肢。会社のある京都府内を中心に滋賀、大阪、兵庫県内の病院などにも赴き、医師の指示のもと、患者に装具の採型や採寸、装着、適合などを行っています。会社から病院に移動するだけでなく、病院から病院へと赴いての臨床業務や、遠方の病院担当者は長距離運転もあり、社用車を使うのは国家資格の義肢装具士で、20代前半から30代後半の若い人が多いとのことです。

社用車は、トヨタレンタリース店とリース契約の乗用車が30台。課題は事故が多いことでした。事故が起こった時に対応するのは、社用車の環境整備や安全運転の指導などを担当する総務部課長の岡田泰典さん。事故時には警察や保険会社、相手方への連絡をしなければならないし、荷物を搬送途中のクルマが事故した場合には、事故現場に赴き、違う社用車に荷物を載せ替え搬送するなど、煩雑かつ多くの対応に時間を取られてしまっていました。事故を減らすための対応策として、無事故期間の日数をドライバーが目にするところに貼って安全運転の意識を高めようとしたり、社員へ口頭で注意したが、事故は減らず、市販のドライブレコーダーを購入したものの、事故が起きた際に事故シーンを見て事故の事象・事実確認にしか活用できず、安全運転の徹底・事故の減少には役立たなかったとお話しされます。

総務部課長の岡田泰典さん。社用車の環境整備や安全運転指導などを行う

「事故を減らすために、何かできる対策はないかと常々考えていました。そんな時に、トヨタレンタリース店さんからテレマをご紹介いただいたのです。社内には、お金をかけなくても社員が意識を高めれば事故を防止できるという意見もありましたが、トヨタレンタリース店さんの熱心な提案でシステム導入後に事故/危険運転削減への対策が推進できるイメージが湧きました。その内容を会議で伝えたところ了承され、2020年4月に30台の社用車すべてに導入しました。トヨタさんとはリース契約だけでなく、新入社員向けの安全運転講習で指導してもらうなど15年ほどのお付き合いがあり、信頼関係が築けていることも大きかったです」と岡田さんは経緯をお話しくださいました。

社用車の中から見たTransLog

早め早めの具体的な運転指導により事故が半減以下に

テレマを導入した当初は、社員から、頻繁に警告音が鳴ることについて指摘があったのですが、管理者である岡田さんのところには、実際に急ブレーキ急アクセル等の危険運転を知らせるメールが届いていました。その動画を観て、早め早めに具体的な運転指導をするようにしたところ、危険運転を知らせるメールが減っていくように。メールでのお知らせ機能によるタイムリーな運転指導が、実際に危険運転の減少に貢献しました。

「導入当初はひと月に70回ほど来ていた危険運転のお知らせメールが、今では1週間にゼロということもあり、無事故期間の日数は100日まで行かなかったのが、今では200日に近づいています。結果、導入前は年間14件あった事故が、導入した年は4件、その翌年は7件と導入前より少なくなり、自動車保険料の割引率が改善され、以前より保険料が安くなりました。高い保険料を支払うことは会社にとってはコストになりますし、導入の大きなメリットの一つです」とお話しをくださいました。

事故減のみならず、社員のメンタルケアにも活用

事故防止のために導入したテレマも社員のメンタルをサポートするという副次的な効果まで生まれています。岡田さんは、赤信号の手前まで減速していない社員に、居眠りを疑い、その社員にこっそり、「しんどいことがあるか?と聞いてみると、よく眠れていないことがわかり、生活のアドバイスに繋がった。TransLogの映像をもとに、こちらから話しかけることで、メンタル的なフォローにも役立てられている」と岡田さん。総務主任の藪純子さんも、「メンタルの不調は会社には言いづらいでしょう。総務部としては社員の心に寄り添うことを意識しており、車のシステムを通して大きな事故も防げてメンタルの異変にも気づけていると思います」とお話しをいただいた。

総務部主任の薮純子さん。トヨタのテレマティクスの活用で安全運転だけでなく、社員のメンタルケアにも効果があったという

また、テレマには社用車の稼働状況が時間別に分かる稼働レポートや、車両の現在位置をタイムリーに把握できる位置情報によって、これらは社員が無事に担当の病院に着いたのかなどを確認するために活用し、活動を見守っています。「事故や違反が減り安全運転に努めている企業として、この3月に、自動車安全運転センターの令和4年優秀安全運転事業所表彰の銀賞を創業から初めて受賞しました。ただ、まだ速度超過があるので、走行データを分析して指導に役立てたいと思います」と岡田さんは受賞に気を緩めることなく、安全管理を行なっています。

洛北義肢で製造するコルセットなどの装具を前に

社用車を持つ法人の課題解決に

2つのお客様のトヨタのテレマティクス事例は、いずれも、導入から1年ほどの期間に危険運転や事故が大きく減少し、安全運転対策や事故防止の一助を担うことができました。危険な運転が発生した時にメールでお知らせする機能を活用したり、車両の位置情報を確認して社用車のタイムリーな情報把握や稼働状況によって適正な活用方法の把握も魅力の1つです。稼働状況がタイムリーに分かることで、例えば物流業界の配送時間の管理がしやすくなるメリットも。また、法制化されたアルコールチェック項目も盛り込まれている運転日報の自動作成や、事故減少により作業/対応工数も減らすことができ、それぞれの法人が抱えている課題を解決に導く機能がございます。洛北義肢様は、「当社は導入後に事故が明らかに減るという結果が出ました。トヨタのテレマは、各法人の特徴に合わせた使い方ができると思いますし、検討中の法人担当者の方にお勧めします」と太鼓判を押していただきました。

※取材企業様の実績を紹介したものです。導入企業様の状況により効果は異なります。(2023年3月時点)

詳細な機能を動画で紹介

  • 車両位置情報表示機能

  • 車両稼働レポート機能

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